昨年度の秋の大会を終えて自分の試合記録を見ていた夜。勝った試合はデュースゲームを取ったときがほとんどで、デュースを取れなかったときは負けていることに気づき、「ああ、やっぱりメンタル面が大きいんや。オレあかんわー」と勝手に納得してました。経験豊富な方から見れば「何を今さら」ということなのでしょうが、去る5月27日に行われた生駒市民大会の試合記録を参考に、実際にどうなのか分析してみた結果です。

デュースゲームの発生率

その日に行われた試合は 一般成年 シニア B級 男子ペア・女子ペア・混合ペアありの異種混合。一般化するには適当な組合せです。前半にリーグ戦で順位を決め後半は結果に応じてトーナメントで進めています。
1日に行われた試合は全部で40。7ゲームマッチでしたが、全ての試合のゲームを合計すると216ゲームでした。
1試合の平均は5.4ゲームです。さて、そのうちデュースになったゲームはどのくらいか。
64ゲームありました。全ゲームに対して約30%の割合です。
1試合が5.4ゲームですから平均すると一試合につき1.6回あったということになります。実際全40試合の内1回もデュースゲームがなかったのは7試合のみ。多い場合は一試合に4回デュースになっています。
ということで、8割以上の試合でデュースになっていますから、デュースになると思って考えた方がよさそうです




デュースと勝敗の関係
では本題の、デュースになったゲームを取ったときと取れ
なかったときの勝敗はどうなっているでしょうか。
資料を見てください。デュースがあった33試合の内、
1 デュースゲームを多く取って勝った試合 24試合
2 デュースゲームを多く取りながら負けた試合 2試合
3 デュースゲームが偶数回あって同数の試合  7試合

と、圧倒的にデュースゲームを制したペアが試合に勝っています。デュースゲームを取られながら試合に勝った事例は40試合の中で2回だけ。5%です。
極端に言えば、デュースを取れなかったときは負け、と言い切ってもいいぐらいの結果でした。

デュースが同数の時は
試合の中でデュースとなったゲームが偶数回あり、対戦ペアが同じだけ取り合った場合は勝敗はどちらに流れるでしょうか。上の7つの試合を見てみます。
デュースが4回で2回ずつ同数の試合が1試合 デュースが2回で1回ずつ同数の試合が6試合でした。
順序で分けてみます。後の方のデュースゲームを取った方が勝ったか負けたか。結果は火を見るよりも明らかで、7試合中6試合は後のデュースゲームを制したペアが勝っています。それがファイナルゲームなら当然なのですが。俗に言う「試合の流れをつかむ」ということなのでしょう。取った、取られたの接戦の中で競り勝つ大切さが見えてきます。




結論 試合に勝つにはデュースを取る

デュースがあった試合が33。そのうち 多くのデュースゲームを取って勝った、取ったデュースゲームは同じでも後の方のデュースを取って勝った試合は30。勝率は90%を超えるということです。

試合に勝つための思考法

なるほど、結果から見ても明らかに「デュースは頑張って取る」ことが大切であることが分かります。ポイントは五分五分の試合でも最後の1本を取ったらゲームカウントは1と0。絶対の差になります。その意味でも連続2ポイント取ることの大切さが見えてきます。

デュースで惜しかった。確かにそれはあるが、デュースを取らないと、結果は0。
デュースを取ることが重要となる。落とした方は落胆も大きいからだ。
”テニススキー徒然草 フィーリング編”


こんな考え方もできます。ピンチって、実は一番オモシロいんです。あなたは今、最後の1ポイントを争い、しのぎを削り合っている。『こんな緊張感を味わえるなんて、今までテニスをやってきて良かった!この緊張も、残り1点取られたら終わってしまう!』と。まさにこの瞬間をプラスにとらえてほしいのです。
”ソフトテニスに効くメンタルトレーニング講座”

ポイント、ゲーム、マッチ


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勝敗の鍵はデュースゲームにあり?